
僕たちは毎日、お金のない生き方なんて考えられない生活を送っています。
だけど、お金のことをどれだけ知っているでしょうか?
お金で動いている社会の仕組みをどれだけ理解しているのでしょうか?
お金について知ることは、より良く生きていくための手段となり僕たちにとって大事な問題です。
そんな大切なお金への理解を助けてくれる本があります。
- 働く人は、会社の言うとおりにしないとクビになるの?
- 100円ショップはなぜみんな100円なのか?
- 「ブランドもの」って、どうして高いの?
- どうして日本で働く外国人がいるの?
- どうしたらお金持ちになれるの?
知らなくても生きていけるけど知っていればお金の賢い使い方や社会の仕組みにある問題を発見するきかっけとなるでしょう。
この2冊は小学校高学年から中学生向けに書かれていますが、大人にもおすすめの本です。
本が書かれた目的を「はじめに」より引用します。
日本の教育では、子どもたちに、お金について語ることは、しばらく、タブーになっていました。
また、「教育」と「学問」は違うという考え方もありました。
戦後、より良い社会づくりを目指して誕生した社会科教育のなかにも、このような考え方が、受け継がれているように思います。
初等・中等教育の、どの段階でも、お金(経済)の学習は、疎かにされているからです。小学校では、経済の学習はありません。
中等教育の歴史学習では、政治史が中心になって展開されています。
しかし、今の子どもたちは、生まれたときからお金のなかで生活しています。
国際化が進行するなかで、もの・金・人が、地球的規模で移動している時代です。年金・後期高齢者医療問題、原油・食料の高騰問題、地球温暖化問題、非正規雇用問題など。私たちの毎日の生活は、すべて、お金の問題と結びついています。
お金は社会的なもので、国境をこえて流通しています。マネーゲームのお金は、世界中の多くの人々を貧困に陥れ、社会の崩壊をもたらす危険性さえあります。募金のお金は、相互扶助の手段になり、多くの人びとの命を救います。お金は、良いことにも悪いことにも使われています。
現代の社会は、競争原理のなかで、お金のエゴイズムが拡大して、「より良く生きる権利」・「人間として生きる権利」が、いたるところで失われています。「欲」で発展した社会は「理性」でコントロールする必要があります。
そのためには、お金(経済)の学習がきわめて大切なものになります。それだけでなく、子どもたちには、お金の問題を理解し、将来、お金に振り回されない大人に育つ権利があると思います。
この本が、そのお役に立てれば、幸いです。


